次に ファッションデザイナーの役職別平均年収をみてみましょう

ファッションデザイナーの平均年収は、日本の企業全体の平均年収と比較すると年齢を問わず低いと予測されています。20代からはっきりと差が出ており、30～34歳の平均年収は329.9万円で、日本の平均と比較すると65.6万円ほど低くなると推測されます。40～44歳では389.6万円の予測です。

ファッションデザイナーの年齢別の平均年収を5歳刻みで算出をしました。年齢別の月給と年収の推定値はどのようになっているでしょうか。

世界で通用するデザイナー・パタンナーを未経験からでも目指せる総合コースや、世界で通用するクリエイターになるための知識と技術とバチェラー（学士）を身に付ける「フランス国立工芸院バチェラーコース」など、ファッションデザイナーになるためのコース選択ができます。

ファッションデザイナーの学歴で最も比率が多いのは、専門学校卒で、次に大卒、短大卒となっています。

ファッションデザイナーのボーナスの有無については、企業によって異なりますが、大手アパレルメーカーでは支給される傾向にあり、多くの企業では年2回の賞与があるようです。ですが、企業やその年の売り上げによってないこともあるなど、ボーナス事情には差があります。

勤務先別の年収は以上のようになっています。
ただし、近年のファッションデザイナーの求人傾向を見てみると、アパレルメーカーでの採用がほとんどで、デザイナー事務所やブランドなどのメーカーでの募集はほとんどないか、もしくは中途での募集がほとんどです。
そのため、新卒のファッションデザイナーの年収、給料の基準として見るにはアパレルメーカー勤務の方のものを参考にすると良いでしょう。

平成27の国勢調査によると、ファッションデザイナーの就業者数は193830人でした。

ファッションデザイナーの平均年収は、日本の平均年収422万円と比較して、70万円低くなっています。また類似職のパタンナーで450万円、アクセサリーデザイナーで360万円であることから考えても、ファッションデザイナーは名前が売れない限り平均年収が低いものであることがうかがえます。

ファッションデザイナーを目指すならESMOD JAPONがおすすめ。
ESMOD JAPONは、パリに創設された世界最古のファッション専門教育機関の日本校です。

ファッションデザイナーの業務として、主に以下の業務を行います。

ファッションデザイナーとは、 多くのファッションを生み出し、流行や新しいカルチャーを日々生み出していく、ファッション業界の中でも憧れを抱く人が多い仕事の一つです。
しかし、ファッションデザイナーで生きていこうと決意したときに、まず気になるのは給料に関することではないでしょうか。
そこで今回はファッションデザイナーの年収、給料をテーマに、さまざまな方向から見ていきましょう。

ファッションデザイナーの昇給についても、ボーナスと同様企業によって異なります。大手アパレルメーカーでは、定期的な昇給の制度を整備している企業もありますが、企業の事情によっては昇給がほとんどない場合もあるので、一概にあるなしを断定できるわけではありません。

そして、ファッションデザイナーの中で、年収を得ることができるのは開業し、フリーで活躍しているファッションデザイナーです。
ブランドが成功し、ファッションデザイナーとして有名になれば、年収は数千万円以上に
これらのファッションデザイナーの年収は、有名デザイナーの場合、数千万円以上とすることが可能です。
そのため、給料や年収をアップするために、開業をするファッションデザイナーも少なくありません。
ただし、フリーのファッションデザイナーになれば、どんな人でも年収を上げることができるわけではありません。
実力によっては高収入になることもできますが、企業に在籍しているファッションデザイナーよりも年収が低くなってしまうということがあるので注意が必要です。

次に、ファッションデザイナーの役職別平均年収をみてみましょう。係長の平均年収は571万円、課長の平均年収は747万円、部長の平均年収は901万円となっており、全国平均よりも高い水準となっています。

令和2年の賃金構造基本統計調査によると、ファッションデザイナーの平均年齢は、39.2歳でした。全職種全体の平均年齢が46.7歳であることを踏まえると、他の職業と比較をしてやや若めの年齢であることが分かります。