ファッションブログ みちこ
「ファッションはトータルなもの」と藤井さん。「高価なものでなくとも、色・柄の合うものを選び、付属品にも配慮することです」
―単なるリフォームでなく再生、再興だから「ルネッサンス」なのですね。
ちょうど日本中のお宅のタンスに着物が眠っている時期でしたから、メディアにも取り上げられ、本は人気が出てショーや講師の依頼も来ました。でも私は根っからの技術者で商売下手。注文が増えても手を抜かないし、ショーを開けば持ち出しばかりで赤字。そんな時、『月刊神戸っ子』の編集長だった小泉美喜子さんがファッション・パーティーを提案してくれました。
粋な柄、渋い配色の洋服。その布地の正体は、何と着物!「着物とニット地を組み合わせたり、パールを刺繍したりすると思わぬ相乗効果で面白いものができます」とファッションデザイナーの藤井美智子さん。著書『タンスの中のルネッサンス』で着物の大胆な再生を提唱なさった藤井さんに、お話をうかがいました。
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