仕事掛け持ち 社会保険
接客業や引っ越し業者などの仕事は、ダブルワークしやすいでしょう。
クラウドソーシングでは、インターネット上で自分が得意な仕事を受けられます。デザインやライティング、プログラミングなど、クラウドソーシングの仕事内容は豊富。「専門知識を活かしてダブルワークしたい」という方も、クラウドソーシングを活用すればスキルを活かして仕事ができます。業務によっては、パソコンやスマートフォンがあれば場所を選ばず作業できるので、時間を効率的に使えるメリットもあります。
自宅でできる仕事でダブルワークを考えている人には、内職がおすすめです。内職といっても商品の袋詰めや組み立て、裁縫などさまざまあるため、自分のスキルに合う仕事を選びましょう。作業内容によっては高収入を得られる案件もありますが、内職は平均的に作業単価が低い傾向にあるようです。また企業のデータや商品を扱うことになるので、情報管理をしっかりする必要があります。
ふたつ目は、平日と土日で勤務先を分ける方法です。1日の中でふたつの仕事を掛け持ちできない場合に、休日を利用してダブルワークを行います。
ダブルワークをすると働く時間が多くなり、疲労が溜まって体調を崩してしまう可能性があります。働き過ぎてどちらの仕事も満足にできなくなってしまえば、本末転倒でしょう。体調不良で会社を休むと迷惑をかけてしまうため、睡眠時間や体を休める時間を確保することが大切です。
パートで働いている主婦がダブルワークをする場合、家事や育児をしながら、どのようにふたつの仕事を掛け持ちすれば良いのでしょうか。ここでは、パート主婦がダブルワークをする際の働き方の例を見ていきましょう。
ダブルワークを続けるためには、明確な目標を立てて働くことが重要です。ダブルワークをしている方の多くは、「今より収入を増やしたい」「できる仕事の幅を増やしてキャリアアップしたい」といった目的を持って始めています。「お金を貯めて旅行をする」「スキルアップして転職する」など、自分がダブルワークをする目的を明確にすれば、高いモチベーションで仕事を続けられるでしょう。
たとえば、平日は本業をフルタイムで働いて、土日にファミレスやコンビニなどで働くなどです。しかしフルタイムで働いている場合、休日は週1~2日しか取れないことが多いため、掛け持ちする仕事はスポットで入れるバイトなどを選択する必要があります。
まずは、自分の1日のスケジュールを表にして明確化しましょう。空いている時間がどれくらいあるか、どのように調整すれば仕事を終わらせられるかを確認します。プライベートの時間も確保し、余裕を持った生活を保てるよう工夫しましょう。
まず、健康保険ですが、親や配偶者の扶養になっている場合は、自分で健康保険料を納めなくても治療を受けられましたが、年収130万円以上になると、扶養からはずれ、バイト先の社会保険(健康保険と厚生年金保険)に加入できない場合(*)には、国民健康保険に加入しなければならず、こうした社会保険料を自分で納めることになります。
ダブルワークをする際は、どちらの仕事もおろそかにならないよう、スケジュール管理を徹底する必要があります。ダブルワークをしていると、イレギュラーなスケジュール変更に対応しづらくなる恐れもあるでしょう。ダブルワークをする際は、平日と土日、または昼と夜で仕事を分けるなどして、スケジュール管理をしやすくすることが大切です。
また、2016年10月の法改正により社会保険の適用条件が拡大されました。今までは、1ヶ月の所定労働時間または1ヶ月の所定労働日数が正社員の4分の3未満ですと、バイト先の社会保険(健康保険と厚生年金保険)に加入できませんでした。
ダブルワークで社会保険に加入した場合、どのようなメリットがあるのでしょうか。
もうひとつ年収130万円以上になりそうな時に気にしておきたいのは、健康保険などの社会保険料も自分で負担しなければいけなくなることです。
以下の項目にすべて当てはまる場合、社会保険への加入義務が発生します。